MANDARAでタイルマップ画像を生成する方法
Web地図サービスで、Googleマップ上に独自の地図画像を重ねているサービスを見たことがあると思います(たとえば今昔マップ on the webなど)。
このような画像としてWeb上で地図を配信する際のフォーマットとして、タイルマップサービスというものがあります。
ここではMANDARAで作成した地図を、タイルマップ形式で出力する方法を紹介します。
ここでサンプルとして、国土数値情報の人口集中地区(DID)の埼玉県分を使用します。
1.ダウンロードしたファイルを解凍すると、次のようにシェープファイルが入っていることが分かります。このシェープファイルをMANDARAで読み込みます。
2.MANDARAを実行し、起動画面でシェープファイル読み込みを選択します。
3.「追加」で1で解凍したシェープファイルを選択します。座標系が緯度経度、測地系が世界測地系であることを確認し、投影法をメルカトル図法に設定しま、読み込みます。
タイルマップなどWeb地図サービスの地図はメルカトル図法が基本です。
4.MANDARAの設定画面になります。ここでは色をすべて赤色に設定し、描画開始します。
5.出力画面にDIDが表示されます。ファイルメニューでタイルマップ作成を選択します。
6.参照でまず保存フォルダを指定します。次にズームレベルを指定します。最大ズームレベルでは、ここでは15としてありますが、15の場合は住宅一軒ずつを判別するのは難しい程度の解像度です。最小ズームレベル8では、埼玉県が256×256ピクセルの画像に収まる程度の解像度となります。
次に画像ファイルでは、PNGを指定します。MANDARAで作成する地図は詳細なグラデーションなは少ないことが多いので、PNGが適当です。
最大ズームレベルの値を大きくすると、生成される画像ファイル数が大量になります。事前に生成ファイルカウントで調べましょう。一つズームレベルが上がると、生成されるファイル数は4倍になります。
OKとすると、画像の生成が始まります。最初は最大ズームレベルの地図が描画され、少しずつ切り抜いて画像ファイルとして保存されます。次に、作成された画像ファイルを合成して、一つ低いズームレベルの画像を生成していく作業が繰り返されます。
7.6で指定したフォルダを見ると次のようになっています。8~15のフォルダはズームレベルで、中にはまたフォルダがあり、
その中に256×256ピクセルサイズに分割された地図画像ファイルが入っています。
google_maps...、leaflet_sample...は、作成したタイルマップをブラウザで表示するサンプルです。
8.開くとブラウザが起動し、タイルマップが表示されました。図はleafletというweb地図ライブラリを使用したものです。
これらのフォルダとファイルを、自身のWebサイトにアップロードすれば、オリジナルWeb地図サービスを公開できます。
ただし、見栄えのよいサービスを提供するには、Google Maps APIやleafletといったライブラリや、JavaScript、htmlの知識が必要です。
このような画像としてWeb上で地図を配信する際のフォーマットとして、タイルマップサービスというものがあります。
ここではMANDARAで作成した地図を、タイルマップ形式で出力する方法を紹介します。
ここでサンプルとして、国土数値情報の人口集中地区(DID)の埼玉県分を使用します。
1.ダウンロードしたファイルを解凍すると、次のようにシェープファイルが入っていることが分かります。このシェープファイルをMANDARAで読み込みます。
2.MANDARAを実行し、起動画面でシェープファイル読み込みを選択します。
3.「追加」で1で解凍したシェープファイルを選択します。座標系が緯度経度、測地系が世界測地系であることを確認し、投影法をメルカトル図法に設定しま、読み込みます。
タイルマップなどWeb地図サービスの地図はメルカトル図法が基本です。
4.MANDARAの設定画面になります。ここでは色をすべて赤色に設定し、描画開始します。
5.出力画面にDIDが表示されます。ファイルメニューでタイルマップ作成を選択します。
6.参照でまず保存フォルダを指定します。次にズームレベルを指定します。最大ズームレベルでは、ここでは15としてありますが、15の場合は住宅一軒ずつを判別するのは難しい程度の解像度です。最小ズームレベル8では、埼玉県が256×256ピクセルの画像に収まる程度の解像度となります。
次に画像ファイルでは、PNGを指定します。MANDARAで作成する地図は詳細なグラデーションなは少ないことが多いので、PNGが適当です。
最大ズームレベルの値を大きくすると、生成される画像ファイル数が大量になります。事前に生成ファイルカウントで調べましょう。一つズームレベルが上がると、生成されるファイル数は4倍になります。
OKとすると、画像の生成が始まります。最初は最大ズームレベルの地図が描画され、少しずつ切り抜いて画像ファイルとして保存されます。次に、作成された画像ファイルを合成して、一つ低いズームレベルの画像を生成していく作業が繰り返されます。
7.6で指定したフォルダを見ると次のようになっています。8~15のフォルダはズームレベルで、中にはまたフォルダがあり、
その中に256×256ピクセルサイズに分割された地図画像ファイルが入っています。
google_maps...、leaflet_sample...は、作成したタイルマップをブラウザで表示するサンプルです。
8.開くとブラウザが起動し、タイルマップが表示されました。図はleafletというweb地図ライブラリを使用したものです。
これらのフォルダとファイルを、自身のWebサイトにアップロードすれば、オリジナルWeb地図サービスを公開できます。
ただし、見栄えのよいサービスを提供するには、Google Maps APIやleafletといったライブラリや、JavaScript、htmlの知識が必要です。
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